ショート動画編集の相場はいくら?個人に依頼する料金の中身と流れ

InstagramのリールやTikTok、YouTubeショートに載せる動画を、誰かに頼みたい。そう考えて調べ始めると、数千円から数十万円まで、金額の幅が広すぎて戸惑う方が多いと思います。

先にお伝えすると、ショート動画の編集を個人に依頼する場合、ココナラが成約データから公開している目安は、編集をまとめて任せる依頼で5,000円〜1万円、カットや字幕入れなどの依頼で5,000円以下です(2026年7月更新のデータ)。金額の差は、「どこまでの作業を頼むか」で決まります。

私は企業やお店の動画を制作しています。この記事では、取引データをもとに公開されている相場を整理したうえで、作る側の立場から、料金の中身と依頼の流れをお伝えします。

ショート動画編集の相場

相場の数字は、サービスの運営会社が自社の取引データから出しているものを使います。

個人に依頼する場合の相場

スキルマーケットのココナラは、動画編集の料金の目安を、直近12か月の成約データから算出して公開しています(2026年7月更新)。

依頼内容料金の目安
ショート動画や解説動画のカット・字幕入れなど〜5,000円
SNS・YouTubeショート動画の丸投げ編集など5,000円〜1万円
YouTube向け動画の編集、テロップやBGM・効果音の挿入など1万円〜3万円
複数本の編集や、合成・エフェクトを使った映像制作など3万円〜

出典:ココナラ「動画編集」カテゴリの「動画編集の料金相場」。2026年10月13日に確認。

ショート動画が入っているのは上の2行です。カットや字幕入れなどを頼む場合は5,000円以下、編集をまとめて任せる場合は5,000円〜1万円が目安とされています。

なお、この表は依頼内容ごとの目安で、「1本あたり」とは書かれていません。複数本をまとめた依頼も含まれている可能性があります。

会社に依頼する場合の相場

会社に発注する場合の数字は、ショート動画だけにしぼった取引データが見つかりませんでした。参考として、動画編集全体のデータを紹介します。

受発注マッチングサービスのPRONIアイミツは、自社を介した取引データ(2022年1月〜2025年11月)から、動画編集の費用を平均約13万6,000円、中央値10万円と公開しています。いちばん多い価格帯は10万〜20万円未満(33%)で、5万円未満は合わせて18%です。

出典:PRONIアイミツ「動画編集の費用相場は?」(2026年1月9日更新)。2026年10月13日に確認。

これは会社紹介やサービス紹介の動画なども含んだ数字で、ショート動画の相場ではありません。同じページでは、10万〜20万円の依頼は企業PR動画などが中心で、テロップや簡単なアニメーション、ナレーションなどを含む編集が前提になっていると説明されています。

企画や撮影からまとめて会社に依頼する場合の費用の内訳と、外注先の選び方は、私が参加しているディレクターチーム RINIA の記事「ショート動画制作の費用相場と外注先の選び方」で詳しく書いています。

ショート動画の制作費用は何で変わるか

同じ「ショート動画1本」でも金額が大きく違うのは、頼む作業の範囲が違うからです。見積もりを見るときは、次の点で金額が変わると考えておくと整理しやすくなります。

  • 撮影があるか:素材を自分で用意して編集だけを頼むと安くなり、撮影から頼むと高くなる
  • 構成を誰が考えるか:何をどんな順番で見せるかを、依頼する側が決めるのか、作る側が考えるのか
  • 編集の作り込み:テロップの量や、動きのある演出をどこまで入れるか
  • 本数:まとめて頼むと、1本あたりの金額が下がることがある
  • 修正の回数:何回まで料金に含まれるか

ココナラのページでも、価格は動画の尺や本数、テロップ・サムネイルの有無、修正回数などによって変わると説明されています。

見積もりを比べるときは、金額だけでなく「この金額にどこまで含まれているか」を確認するのが大切です。

MORI CREATE に依頼した場合の、作業の中身

ここからは、私自身の場合をお伝えします。

金額にかかわらず、基本の作業はすべて行います

上の表では、カットや字幕入れなどの依頼と、編集をまとめて任せる依頼とで、金額が分かれています。私の場合は、作業を減らして安くするという分け方はしていません。次の作業は、どの金額でも行います。

  • カット編集(不要な部分を切って、テンポを整える)
  • テロップ
  • BGM・効果音
  • 色や音量の調整

BGMや効果音は商用利用できる素材を使い、フォントもライセンスがはっきりしているものから選んでいます。素材の権利については、CapCutの商用利用の記事で詳しく書いています。

金額は、内容をうかがってから決めます

金額は動画の内容によって変わります。そのため、最初に内容をうかがってから見積もりをお出ししています。

別料金になるもの

お見積もりは編集のみの金額です。撮影が必要な場合は、別途お見積もりになります。お手持ちの写真や動画から作ることもできます。

ショート動画の制作を依頼してから納品までの流れ

私の場合の、依頼から納品までの流れです。

  1. お問い合わせ:お問い合わせフォームからご連絡ください。
  2. 内容の確認:動画の目的、参考にしたい動画、尺(長さ)、本数、ご予算をうかがいます。
  3. お見積もり:内容に合わせて金額をお出しします。
  4. 素材の受け渡し:動画や写真は、ギガファイル便やGoogleドライブなどで送っていただきます。
  5. 初稿の確認:素材をいただいてから、3日〜1週間ほどで初稿をお送りします。
  6. 修正:基本的に、3回まで無料で対応しています。
  7. 納品

依頼の前に決めておくとスムーズなこと

お見積もりの前に、私からは次の5つをうかがっています。

  • 動画の目的(来店を増やしたい、商品を知ってほしい、採用に使いたい など)
  • 参考にしたい動画
  • 尺(動画の長さ)
  • 本数
  • ご予算

最初からすべてを決めておく必要はありません。ほかに次のことも決まっていれば、伝えていただくとやり取りが少なくて済みます。

  • 投稿先のSNS
  • 使ってほしい写真や動画、ロゴ
  • 公開したい時期

投稿先によって、使える音楽や画面の比率が変わります。投稿先が決まっていると、最初からそれに合った形で作れます。

編集しやすい素材にするために

撮影した素材を受け取って、編集で困ることが多いのは次のような場合です。

  • 音声が聞き取りにくい
  • カメラを回しっぱなしで、どこを使えばよいか分からない
  • 画角が合っていない
  • 何を伝えたい動画なのかが分からない

撮る前に「何を伝える動画なのか」だけでも決めておくと、素材も編集もまとまりやすくなります。

自分で作るか、依頼するかの判断

ショート動画は、CapCutなどのアプリを使えばお店の方でも作れます。すべてを外注する必要はありません。毎日・毎週の気軽な投稿は自分で作り、広告に使う動画や長く載せておく動画だけを外注する、という分け方もできます。

自分で作る場合に気をつけたい素材の権利については、CapCutの商用利用はどこまでOK?にまとめています。

よくある質問

ショート動画の編集は、1本いくらで依頼できますか?

ココナラが成約データから公開している目安では、編集をまとめて任せる依頼で5,000円〜1万円、カットや字幕入れなどの依頼で5,000円以下です(2026年7月更新のデータ)。この目安は依頼内容ごとのもので、「1本あたり」とは書かれていません。撮影や構成づくりも頼むと、金額は上がります。

個人と会社では、なぜ金額が違うのですか?

作る動画の種類と、頼む作業の範囲が違うことが多いためです。PRONIアイミツの取引データでは、いちばん多い10万〜20万円の依頼は企業PR動画などが中心で、テロップや簡単なアニメーション、ナレーションなどを含む編集が前提とされています。編集だけを頼みたいのか、企画から任せたいのかで、合う依頼先が変わります。

撮影した素材がなくても依頼できますか?

MORI CREATEでは、お手持ちの写真や動画から作ることができます。撮影が必要な場合は、別途お見積もりになります。

修正は何回までできますか?

MORI CREATEでは、基本的に3回まで無料で修正しています。

依頼してから、どのくらいで出来上がりますか?

素材をいただいてから、3日〜1週間ほどで初稿をお送りしています。そのあと修正を経て納品になります。

まとめ

  • ショート動画の編集を個人に依頼する目安は、編集をまとめて任せる依頼で5,000円〜1万円、カットや字幕入れなどの依頼で5,000円以下(ココナラの成約データ、2026年7月更新)
  • 金額の差は、撮影・構成・編集の作り込みなど、頼む作業の範囲で決まる
  • 見積もりは、金額だけでなく「どこまで含まれているか」を比べる
  • MORI CREATEのショート動画編集では、カット・テロップ・BGM・色や音量の調整をどの金額でも行い、金額は内容をうかがってから見積もる

「うちの動画だといくらくらいになる?」という段階のご相談でも大丈夫です。お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

参考資料

VIDEO PRODUCTION

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